身体と整え
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デジタルデトックスの効果を感じたい人へ。スマホなしキャンプのすすめ

oyajinoryugi
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仕事のメール、SNSの通知、気づけば開いているニュースサイト。
僕たちの毎日は、指先から次々と流れ込んでくる情報に、ずいぶん占領されています。

キャンプ場に着いて、テントを張り終えたあと。
無意識にポケットを探って、「あ、スマホ置いてきたんだ」と気づく瞬間。
そんな経験がある人もいるかもしれません。

自然の中にいるはずなのに、意識はまだ画面の向こうにある。
この「つながり過ぎた感じ」が、思っている以上に疲れをためている気がしています。

だから僕は、キャンプのときはあえてスマホを遠ざけます。
電波を断ち、物理的に手の届かない場所に置く。
それだけで、頭の中の熱が少しずつ下がっていくのを感じるからです。

この記事では、そんな僕自身の体験をもとにした
「デジタルデトックス・キャンプ」の過ごし方をまとめました。
スマホを車に置き、焚き火の揺れに身を預ける。
それだけのことが、暮らしの解像度を静かに取り戻してくれます。

1. 電波の届かない場所で、自分とつながる

設計の仕事をしていて、いつも意識するのは「余白」です。
部屋を家具で埋め尽くすと、途端に息苦しくなる。
心も、どこか似ている気がします。

情報という家具を詰め込みすぎると、
本来の自分がどこにいるのか、分からなくなってしまう。
デジタルデトックスは、その余白を取り戻す作業なのかもしれません。

「不便」という名の贅沢をつくる

コツは、気合や根性に頼らないことです。
「見ないように頑張る」のではなく、
最初から触れられない環境をつくってしまう。

・できれば電波の入りにくいキャンプ場を選ぶ
・サイトに着いたら、スマホは電源を切って車の中へ
・時間確認用に、腕時計と紙の地図を持つ

それだけで、ずいぶん楽になります。

脳が静かになるまでの時間

スマホを置いて最初の1〜2時間は、正直そわそわします。
何かを見逃している気がして、落ち着かない。
でも、その時間を越えると、ふっと変わる瞬間があります。

鳥の声がはっきり聞こえたり、
風で木が揺れる音に気づいたり。
翌朝には、頭の中が澄んだ水みたいに感じられることもあります。

2. スマホを持たないキャンプの、贅沢な過ごし方

忙しい日々の中で、僕がいちばん大切にしているのは
「何もしない時間」の質です。

スマホを持たないキャンプは、
ただの気分転換というより、自分のメンテナンスに近い。
少し大げさですが、「大規模修繕」みたいな感覚があります。

薪を割る音に、こんな情報があった

ある秋の日、仕事を終えて山へ向かいました。
その日は徹底してデジタルから離れると決め、
到着と同時にスマホを車に置きました。

夕方、薪を割っているときのことです。
音楽も動画もなしで、斧の重さと薪の感触だけに集中する。

パァン、と乾いた音。
手に伝わる振動。割れた断面から立ち上る木の匂い。

「木って、こんなに情報量が多かったんだな」
長く木に触れてきたはずなのに、そんなことを改めて感じました。

素材と光を、ちゃんと見る

画面に慣れすぎると、物の奥行きを感じにくくなる気がします。
スマホを置いたことで、視線は自然と周囲へ向かいました。

・時間とともに伸びていく、タープの影
・使い込んだランタンの、くすんだ真鍮の色
・焚き火の炎がつくる、微妙な光のグラデーション

どれも写真では伝わらないものばかりです。
網膜で直接受け取ることで、世界が少し立体的に戻ってきます。

3. 脳のオーバーヒートを、焚き火で冷ます

普段の脳は、処理することで手一杯です。
タスク、意見、終わらないスクロール。

焚き火は違います。
何かを理解しなくても、ただそこにあるだけ。

焚き火台という、よく考えられた道具

僕が長く使っているのは、スノーピークの焚火台です。
開くだけで安定し、空気が自然に流れる構造。
無理のない形には、安心感があります。

折りたたむと驚くほど薄くなるのも好きなところです。
「ちゃんと考えられている道具」は、使っていて疲れません。

広告としてではなく、
自分の思考を静かに整えてくれる相棒として信頼しています。

火を眺めるということ

焚き火の前では、無理に考えなくていい。
炎をぼんやり眺めていると、
頭の中が勝手に整理されていく感じがあります。

キャンプから戻ったあと、
「理由は分からないけど、すっきりしている」
そんな感覚が残るのは、この時間のおかげかもしれません。

結びに:ハンドルを、自分の手に戻す

ITは便利な道具です。
でも、使う時間と置く場所を決めるのは、こちら側でいい。

もし次の休日、少し疲れを感じていたら。
スマホを家に置くか、せめて車のダッシュボードに預けてみてください。

薪を割り、火を起こし、白湯を飲む。
そんな静かな時間が、
暮らしの中にちょうどいい余白をつくってくれるはずです。

「また明日から、丁寧にやろう」
そう思える場所へ、出かけてみませんか。

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